最近めっきり外食を控えて自炊と自家発電に精を出しています、kitooです。
まぁずっと実家暮らしのつけが回ってきたというか、飯のレパートリーが貧弱なんだよな。
同じもんばっか食べるのも飽きてきたので髪切りに来たマダム達にアドバイスを請う。
「牛タンが安くておいしいわよ」
なに。牛タンとな?おれ、にく、だいすき。おれ、勇者。
ヘンゲハンゲザンゲを手に、早速スーパーの精肉コーナーへ突撃。
ええぃ!牛タンはどこじゃ!?ここか!?ここか!?と一心不乱に探す俺。
「ここに牛タンがあったよ~」と一緒に買い物に着いてきてくれた職場の先輩Yさんが言う。
お前はハッチか。と突っ込みたかったが身内ネタで通じるわけがないのでこらえました。
突撃オーラを纏ってYさんのもとへ駆け寄る。しかし
「びゃあああぁぁぁ!!なんぞこれ!?ぐろい!!!!ぐろすぎる!!」
Yさんの手元には確かに牛タンが。
だがそれは俺の想像していた姿とは大きくかけ離れていた。
牛タンといえば薄くスライスされたもの。
焼き肉屋で出てくる姿のものが売っている、と思っていた幼い俺。
現実は「牛一頭分の舌丸ごと」がゴロリと1パックに入っていた。
その姿は何物にも形容しがたく、ぬらりひょんの如し。
・・・なんだろうな・・・肌色っぽいナマコ?
ただでさえ舌のざらざらした部分がキモチワルイのに謎の斑点がところどころにあるんよ。本当に有り難うございました。
ハンパ無い威力の迎撃ダメージを受けて瀕死な俺。
他にも「レバー丸ごと一個」とか「心臓丸ごと一個」とか「豚のキン玉詰め合わせ」等、
なかなか日本じゃ見られないものがかなりショッキングな状態で売られてました。
家に帰って早速タンを捌くことに。
手順は
1:肉を凍らせる
2:肉を半解凍させ、表面の皮を剥ぐ
3:薄くスライスして焼き肉屋に売られている姿にする
といったところ。
肉を凍らせるわけだがB5サイズくらいのパックにUの字になって入っているタン。
このまま凍らせるとカーブしてるところが捌きにくいな・・・
ってことでまな板にまっすぐおいてまな板ごと冷凍庫に突っ込むことに。
むんず、と肉をわしづかみにする。
んにゅルン!ベチョ!!ずルずルッ!!
「あう、あがががががg!!!」
触ったことを全力で後悔した。
マサルさんが「後悔、あとにたつ」っていってたのを思い出した。
もうマジで気持ち悪い!鳥肌たったね!
ザラザラがヌルヌルでジュルンジュルンですよ・・・。
多分触ったものにしかこの恐怖はわからんだろうな・・・。
半泣きで冷凍庫にブツを突っ込んで、しばらく待機。
頃合いを見計らってブツを取り出す。
俺の手には新品の「美容師がカラーとか塗るときにつかうグローブ」が装備されている。
牛タンのパッケージには「ふれるな危険」ってかいたほうがいいな。絶対。
直接触らないことで嫌悪感がだいぶ下がる。
にしてもでかいなこれ・・・
キン肉マン2世の1期生2期生入れ替え戦の準決勝でスカーフェイスVSジェイドというカードがあったんだが、
そのときにベラベラしゃべるジェイドの舌をスカーフェイスが引っ張り上げる、という悶絶しそうなシーンがあったのを思い出した。
でもこれ絶対ジェイドのより「すごく・・・・。おおきいです」
舌の根本の断面側から先に向けて一直線に切れ目を入れる
その切れ目に刃を沿わせて皮と肉に切り分けていく。
3分の1も終えてないあたりからすでに俺の手の温度が伝わり、徐々に表面が柔らかくなっていく。
芯は堅くて表面はちょっとグニグニ動く。そして肉が持つ独特のぬめり。そしてヌルリとテカる姿。
ちょっと待て。青ざめる俺。
これ、フル勃起したチ○コから我慢汁がブパブパ出てるものに近いんですが。
自分サイズより遙かにでかいから(きっとキモッケンのよりデカいよこの肉)
見知らぬ男のモノを触っている錯覚に陥る。
自分の想像力が憎い。
俺にホモ属性はありませんからーーー!!残念!!!!
牛タン食いたいだけなのに、気づけば我慢汁でまくりフル勃起チ○ポの包茎手術!?斬りぃ!!
後半かなりべちゃべちゃになり、包丁だけでは切れなくなってきたのではさみを使って切っていく・・・。
そんなこんなで皮を剥ぐことに成功。はーい、綺麗にムけましたね☆
次は薄く切っていく訳なんだが、今の状態では上手く切れないと判断し、また冷凍させることに。
その間にうどんを食う。
「今日は牛タンと鶏肉で、一人焼き肉だ!ワーイワーイ!」と浮かれていた過去の俺。
牛タンは明日にお預けな・・・。流石にこの後いきなり食うのはその・・・無理、だよ・・・。
うどんを食い終わって決闘を再開する。
「へりゃーー!」と漢の意地を発動し、
「ズガガンガガンガン!(Do the Muscle!)ズババンババンバン!(Hustle Muscle!)」
そんな感じで勢いよくテンポ良く肉を切る俺。やったーかっこいい!!
だがしかし。
「何これカルビ?」と聞かれそうな厚みになってしもうた。
これぞ「すべてはぶ厚いMuscle!!」
カルビ級の厚みの肉を2枚に分けて薄くしようとする俺。
そんな俺の努力をあざ笑うようにヘケッと柔らかくなってなかなか切れない肉達。
刃の角度を修正して均等に切れるよう試みるがうまくいかず・・・。
どれもこれも中途半端な切れ込みが入っただけで薄くすることは出来ませんでした。
ここまでか・・・ガクリ。おれ撤退。
翌日。
ジムで一汗かいた後朝昼兼用の飯に昨日捌いた牛タンを食うことに。
塩こしょうで軽く味付けしたタンに、タマネギとネギを軽く炒めてごま油とレモン汁をくわえてつくったオリジナルネギソースをかけて食べるんだっ!
油をしき、フライパンを温め、肉を焼く。
ジュウウウウウゥゥゥゥ・・・・・ッ!
といかにも「肉、焼いてます」な音を立ててタンが焼けていく。
片面焼いて、ひっくり返すと昨日の戦いの後である「中途半端な切れ込み」が広がるようにカーブを描いた。
もう一度ひっくり返すともう片方もカーブを描き広がった。
それを見て思った。
(マ○コだ。マ○コがじゅうじゅう音を立てて形を成していく・・・・。)
綺麗なカーブを描いた切れ目は小陰唇を彷彿させ、刃の角度を変えたことによって出来た小さな切れ込みは陰核や陰核包皮、果てには肉ヒダまで作り上げていた。
どんどん皿に盛られていくマ○コ。
マ○コといっても同じではない、どれも微妙に違う。
結構深いところまで切れ込みをいれれたものは、小陰唇がでかいビラマンに。
早いうちから角度が変わって大きく修正を試みたものは、小陰唇は小さいが陰核が大きめのマ○コに。
みんなちがって、みんないい。
笑いが、止まらなかった。写真とっとけば良かった。
ていうか、またタン買ったら意識的にマ○コ作りそう。
そして実食の時。
まぁ肉焼いただけだしそんな失敗することはないよな・・・
オーストラリアの肉だし、たいした感動もないだろう。
タンを口に放り込む。直後。
「チョ、ウンマッ!」
出ました!ドンキホーテにあるつまみの名前が出ました!
マジでうまいんですが。厚いタン、まじでアリ。
うまいわー・・・と箸に取った肉を見るとやっぱりマ○コに見えて笑った。
おいしい、マ○コおいしいよ・・・・。ハフハフ。あぁおいしい、マ○コおいしい・・・。
そう思いながら食べた。
我ながら変態だな、と思った。
でも類は友を呼ぶって言うから、みんな変態なんだよね?ね?
衝撃的な姿で登場し、
まな板に置いてはチ○ポのように振る舞い、
焼いてはかわいいマ○コに姿を変え、
口に入れれば極上のうまみをあふれ出してくれた牛タン。
wind画伯に依頼して牛タンを擬人化、「牛タンたん」を作っていただきたい。それくらい感動した。
また牛タン買ったらマ○コつくってうpするから、みんな楽しみにしといてね。
それから最後になったが今回下品になりすぎて申し訳ない。
「中坊ですよっ」は全年齢向け、健全なブログです。断じて。
なんかいちいち神がかってるよな、ここのブログは。
返信削除っていうか18禁すぎるだろう、常識的に考えて!
うちのがどれくらい全年齢向けで健全なブログのことやらw
これからもがんばって下さい!